口蹄疫

口蹄疫。

それは、その名が示すように、ひづめのある家畜が感染する病です。
その危険にさらされるのは、偶蹄類といわれる偶数のひずめのある家畜で、牛や豚、鹿やヤギといった、ひづめが二つや四つにわれた家畜です。その感染力は大変強力で、過去にイギリスで発生した口蹄疫がフランスまで伝播したこともあり、発生した国は、即、全面輸出禁止にすることになっており、その恐ろしさがわかります。

この病は、発症すると、口元やひづめから水泡が出始め、裂けるため、大変な痛みを引き起こします。感染した家畜は、歩く事が困難になり、食欲が落ちて、お乳の出も悪くなるため、強力な感染力を抑えるために、治療はせず、殺処分されたのち、埋設されます。そのため、口蹄疫に感染した家畜の肉が市場に出回る事はありません。
以上の事から容易に想像出来るのは、この病が発生した畜産業を営む方々を大変な状況に追い込む恐ろしい病だということです。

残念なことに、2010年5月現在、日本国内でその病が発生しています。
2000年に口蹄疫が発生した際は、被害は740頭でした。
しかし今回の口蹄疫は2010年5月12日現在に確認出来た感染頭数は7万7168頭にまで増えています。

私に出来る事は、一刻も早くこの病が封じ込められ、畜産業界の方々の被害が最小に止められるように祈るだけです。

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