カルシウムパラドックス

「カルシウムパラドックス」
それは、カルシウム不足なのに、血中のカルシウム濃度が高くなるという現象。
原因は、自分の骨が溶けだして、血中に溢れていること。
この状態が続くと、腎臓結石が出来たり、高血圧になったりする上
将来的には、骨粗鬆症になります。

このように、カルシウム不足は慢性的な病のもと。
だからといって、カルシウムを沢山取れば良いというわけではありません。

というのも、
カルシウム摂取量の多い国ノルウェーの骨折率が日本の5倍というデータがあるからです。
これは「カルシウム泥棒」のせいだと言われています。

「カルシウム泥棒」とは「砂糖」や「インスタント食品」「動物性食品」と言ったリンの多いもの。
リンは必要な栄養ですが、カルシウムと結合するため、足りないと骨を溶かして使ってしまうのです。

以上の事から判るのは、カルシウムは、バランス良く、効率よく摂らなければいけないこと。
手始めに、リンの少なめの食事すなわち「野菜中心の食事」に変えていくのは、どうでしょうか。
将来、誰にも迷惑をかけない、健やかな老人でいるために、いまの努力が必要なのです。

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